今回は「得能戦闘部隊/白狼隊」についてのお話です
「忠義信義」にあふれる闘志。
白狼隊は「戦闘特化型部隊」になります。
※画像はpixivに掲載してあるものです。
絵/設定:鷹尾太郎丸
他のどの部隊よりも、優れた武闘派集団を選び抜き、厳しい局面でも"個"となって戦い続ける事ができる部隊です。
この部隊は主に前線に駆り出され、戦況に一石を投じる「斬り込み隊」として、重宝されています。
その集団を指揮するのが
「狼 総二郎」オオカミ ソウジロウ大尉です。
▼さて、気になる彼の言葉▼
※画像はpixivに掲載してあるものです。
文面を読み進めると何やら「合理的」という言葉に彼なりの流儀がある様です。
一見、朗らかな様しゃべり口調に見えますが、割り切らないといけない局面に立たされる事を示唆しております。「合理的」である事が白狼隊の"鍵"なのかもしれませんね。
彼の率いる部隊もまた、先の戦争で"撤退を余儀なくされた"状態までになりました。
特殊部隊でしかも、戦闘のプロフェッショナル集団が壊滅となると、部隊の士気もかなり下がった事でしょう。
そこで、鳳凰隊が投入され、両者ボロボロになりながらも退路を切り開き、大尉達は無事に国へと帰り着きました。
各部隊の中でも、特に戦場を分かっている大尉ですので、無駄死にをさせる様な指揮の取り方は考えられません。
この時もまた、謎の魔の手が及んでいたのかもですね。
では、彼の出生を見てみましょう。
普段は温和でおどけた性格をしており、場を和ませる事に専念している。
しかし一度戦場に立てば、ガラリと人が変わり「鬼教官」と呼ばれた時の姿を見せる。
複雑な家庭環境で育っており、先の戦争で亡くなった兄の形見をピアスに改良し、肌身離さず付けている。
基本的には、穏やかに近い性格の様です!
ただ、オンとオフの切り替えにギャップを抱く部隊員も出て来そうですが(((
”父親の妾の子”と言う、なんとも複雑な家庭環境の出身だそうです。
それでも、お兄様と仲が良かった事から、父親だけ嫌っていた可能性がありますね。
そのお兄様も後の戦争で失っている事から、彼の「合理性」への拘りに拍車をかけているのかもしれません。形見は、ケジメに近い物なのかも?ですね。
そんな、彼が気にかけた少尉の紹介です。
▼「小犬丸 義雄」少尉▼
※画像はpixivに掲載してあるものです。絵:鷹尾太郎丸_設定:ちぃ
勉学は目を瞑る成績だったみたいですが(汗
体力やその高い身体能力を見て、狼大尉が引き抜いた少尉です。
そんな小犬丸少尉ですが。
仲間の裏切りを知りながらも、それでも信じて心中しました。
その事を知った狼大尉はどう思った事でしょう。
仲間を特に大切にする部隊ですので、かなり悔しい気持ちだったと思います。
そこから、新政府の不審な動きを感じ取り、反乱軍になる事を決意しました。
特に、九頭龍大佐の直轄の部隊でもありますので、忠義心の元、彼に着いていく事にしたようです。
さて、この「白狼」ですが、狼大尉がつけた訳ではありません。
▼この方が関わってきます▼
※画像はpixivに掲載してあるものです。絵/設定:鷹尾太郎丸
表沙汰にされない裏部隊「阿吽」を率いる
「彼岸」ヒガン大尉です。
「阿吽」とは、戦えなくなった”負傷兵”や”ならず者”を軍人として雇い、ある意味使い捨てに近いような配属のされ方をされている部隊になります。
そんな部隊なので、無秩序が蔓延り、他の隊でも中々近寄ろうとしません。
ただ彼岸大尉は、そんな彼らに自ら手を差し伸べ、絶対的な”掟”を作り上げ、この無秩序に”秩序”を持たせた凄腕人物なのです!
ちなみに、この「彼岸」という名前は本名ではありません。
負傷兵やならず者が所属している部隊なので、身バレが怖い事件につながる可能性もあります。
なので、阿吽の隊員達はそれぞれ"偽名"を使っております。
一見、狼大尉と何も接点がないように思いますが、まだ狼大尉が「少尉」だった頃に大変お世話になった先輩上官だったのです。
その当時、狼大尉は眉間にシワを寄せ、他の人とも関わりを持たないような人物でした。
そこに、歯に衣着せぬ喋り方と、部下との距離を感じさせないコミュニケーションを取っていた彼岸大尉と出会い、少し尖ってた狼大尉の態度にも変化が現れ始めます。
月日が経ち、大尉になった狼さんから特殊部隊の相談を受け、白髪に狼という苗字から「白狼隊」と、彼岸大尉が名付けたのでした。
安直な付け方も、拘りがない彼岸大尉らしい名付け方です。
仲間想いな彼岸大尉を見習って、白狼隊は「忠義」や「信義」を掲げているのかもしれません。
反乱軍になった白狼隊ですが、彼岸大尉なら狼大尉の姿もちゃんと見ていてくれそうです。
動物の「狼」は、非常に家族思いな生き物です。
狼大尉もまた、失った仲間たちの為に最後まで忠義を尽くす事でしょう。
次回は「神鹿隊」の紹介になります!!
ではまた、お会いしましょう。
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